結婚相談所を検討する際に、多くの人が迷うのが「どの相談所を選べば良いのか」という点です。
特に大手相談所は会員数や知名度が高く安心感がありますが、それぞれに特徴やサポートの違いがあります。
ここでは、大手結婚相談所10社を利用した体験者の声をもとに、強み・弱みを整理してレビューします。
1. IBJメンバーズ
- 特徴:日本最大級の会員数を誇り、真剣度の高い会員が多い
2. ツヴァイ(ZWEI)
- 特徴:イオングループ系で知名度が高い、データマッチングに強み
3. オーネット(O-net)
- 特徴:業界でも長い歴史を持つ大手。紹介方法が多様
4. パートナーエージェント
- 特徴:専任コンシェルジュ制でサポートが手厚い
5. ノッツェ(NOZZE.)
- 特徴:情報提供サービスが柔軟で、プランの自由度が高い
6. サンマリエ
- 特徴:30年以上の運営実績、手作りの紹介スタイルに定評
7. ゼクシィ縁結びエージェント
- 特徴:リクルート運営。料金が比較的安く、始めやすい
8. エン婚活エージェント
- 特徴:完全オンライン型でコスパが高い
9. SEISHINブライダル(誠心)
- 特徴:医師・エリート層など、ハイクラス会員に特化
10. WeBCon(ウェブコン)
- 特徴:仲人型で、地方でも紹介が手厚い
目次
出会いの幅を求めるなら
結婚相談所を選ぶ際、「とにかくたくさんの人と出会いたい」「自分の条件に合う人を幅広く探したい」という方は少なくありません。
そうした方に向いているのが、会員数の多さや紹介ネットワークの広さを持つ大手結婚相談所です。ここでは、特に出会いの幅に強みを持つ IBJメンバーズ と オーネット を中心に詳しく解説します。
1. IBJメンバーズ
- 特徴
- 日本結婚相談所連盟(IBJ)に加盟する全国の会員約8万人以上とつながれる
- 自社会員だけでなく、提携ネットワークを通じた広範囲な紹介が可能
- 年齢層は30代〜40代が中心で、真剣度の高い会員が多い
2. オーネット(O-net)
- 特徴
- 会員数約4万人規模(業界最大級の一つ)
- データマッチング型とアドバイザー紹介型の両方を利用できる
- 全国に支社があり、地方でも活動しやすい
【出会いの幅が広い相談所のメリット】
- 希望条件に合う相手を見つけやすい
- 自分では想定していなかったタイプの人とも出会える
- 地方在住者でも都市部や他地域の会員と出会える
【出会いの幅が広い場合の注意点】
- 数が多い分「選び疲れ」が起きやすい
- 条件に当てはまるだけで「相性」が合わないケースも増える
- カウンセラーのサポートを活かしながら、効率的に相手を絞り込む必要がある
サポート重視なら
「たくさんの人と出会うよりも、一人ひとりとじっくり向き合いたい」「婚活が初めてでサポートがないと不安」という方には、サポートの手厚さを強みにした相談所が向いています。
特に パートナーエージェント や サンマリエ は、カウンセラーが密に関わり、成婚までを伴走してくれるスタイルで評価されています。
1. パートナーエージェント
- 特徴
- 「専任コンシェルジュ制」で会員一人ひとりに担当がつく
- 活動開始時に「婚活設計」を作成し、進捗を管理してくれる
- 定期面談や振り返りで、活動の改善点を一緒に考えてくれる
2. サンマリエ
- 特徴
- 創業30年以上の老舗で、仲人型の手作り紹介に強み
- データマッチングよりもカウンセラーの目利きを重視
- 成婚率が比較的高いといわれ、サポートの濃さに定評がある
【サポート重視型相談所のメリット】
- 婚活の流れを伴走してもらえる安心感がある
- 自分の弱点を客観的にアドバイスしてもらえる
- 落ち込んだ時にモチベーションを立て直せる
- 条件だけでなく、人柄や価値観に合った相手を紹介してもらえる
【サポート重視型を選ぶ際の注意点】
- 会費は比較的高めになる傾向がある
- 紹介人数は多くなく、少数精鋭型になる
- 「積極的にサポートしてほしい人」には合うが、「自分で自由に活動したい人」には合わない
コスパ重視なら
「できるだけ費用を抑えて婚活を始めたい」「サポートは最低限でいいから、効率的に活動したい」という方には、コストパフォーマンスに優れた結婚相談所が適しています。
特に ゼクシィ縁結びエージェント と エン婚活エージェント は、料金がリーズナブルでありながら、一定のサポートや出会いの機会を確保できる点で人気を集めています。
1. ゼクシィ縁結びエージェント
特徴
- リクルートが運営する安心感
- 初期費用が安く、月会費も大手の中ではリーズナブル
- 店舗があり、対面カウンセリングを受けられる
2. エン婚活エージェント
特徴
- 完全オンライン型で店舗がないため、圧倒的に低コスト
- 初期費用1万円台+月会費1万円程度と業界最安クラス
- 専任コンシェルジュがチャットや電話でサポートしてくれる
【コスパ重視型相談所のメリット】
- 初期費用や月会費が安く、始めやすい
- 若年層でも無理なく利用できる
- 「まず婚活を試してみたい」という人に向いている
- 費用負担が少ないため、続けやすい
【コスパ重視型を選ぶ際の注意点】
- サポートは必要最低限 → 自主性が求められる
- 会員層は比較的若い世代に偏る傾向がある
- 店舗型ではない場合、対面サポートを希望する人には不向き
ハイクラス志向なら
「医師や経営者と出会いたい」「同じように高い学歴や収入を持つ相手と結婚したい」というニーズに応えるのが、ハイクラス会員層に特化した結婚相談所です。
中でも 誠心(SEISHINブライダル) は有名で、医師・歯科医師・弁護士・経営者などのエリート層が多く登録していることで知られています。
1. 誠心(SEISHINブライダル)
- 特徴
- 医師・弁護士・会社経営者など、ハイキャリア層が中心
- 医師同士、医師と薬剤師・看護師といった「職業的相性」も考慮
- 料金は高めだが、その分「会員層の質」を担保している
【ハイクラス相談所のメリット】
- 高収入・高学歴層との出会いが多い
- 職業的に理解し合える相手と出会いやすい
- 会費が高額なため「本気度の高い会員」が集まりやすい
- 社会的ステータスを重視する婚活に向いている
【ハイクラス相談所を選ぶ際の注意点】
- 会費が高額(入会金や年会費で数十万円かかる場合も)
- 相手からも「選ばれる努力」が求められる(外見・教養・マナー)
- 会員層が限られるため、対象外の人にとっては活動しにくい
2. 他のハイクラス系選択肢
- IBJメンバーズのハイステータス会員層
→ 医師・弁護士・大手企業勤務など一定層が存在 - 一部地域の医師専門結婚相談所
→ 医師と結婚を希望する女性に特化した紹介サービスもある
地方で活動するなら
「地方に住んでいて出会いが少ない」「都市部の相談所だと活動しづらい」という悩みを抱える方に向いているのが、地方密着型や全国対応型の結婚相談所です。
大手でも地域に強いところがありますが、特に WeBCon(ウェブコン) のような地方特化型相談所は、地元での出会いを重視する人に支持されています。
1. WeBCon(ウェブコン)
-
特徴
- 全国主要都市に拠点を持ち、地方でも紹介体制が整っている
- 仲人型で、カウンセラーが一人ひとりの希望を丁寧に聞いて紹介
- 地元志向の人や「同じ地域で暮らしたい」人に最適
-
体験者の声
- 「地方でも紹介してもらえたのがありがたかった」
- 「カウンセラーが間に入ってくれるので、出会いがスムーズだった」
- 「会員数は大手より少なめだが、地域密着で動きやすかった」
2. 地方に強い相談所のメリット
- 地元で出会いたい人に向いている
- 拠点が近く、直接相談やフォローを受けやすい
- 「遠距離恋愛」ではなく「生活圏が近い人」と出会える可能性が高い
- 地域の婚活事情に詳しいカウンセラーが多い
3. 地方在住者が大手を利用する場合
- IBJメンバーズやオーネットは全国に会員がいるため、地方でも出会いの幅を広げやすい
- 最近は オンラインお見合いが普及し、都市部の会員とも気軽に出会える
- 「地元で探す」か「全国規模で探す」かを明確にすることが大切
【注意点】
- 地域密着型は会員数が少ない場合がある
- 「地元にこだわる」のか「少し広げてもよい」のかで選ぶ相談所が変わる
- 拠点が少ない地域では、移動距離が発生することもある