婚活を続ける中で、「今の結婚相談所が合わない」「思ったような成果が出ていない」と感じる方は少なくありません。そんな方に注目されているのが、“乗り換え割”です。
これは、他社の相談所から乗り換えることで、入会金や月会費が割引される特典制度で、近年多くの結婚相談所が導入しています。
ここでは、乗り換え割の仕組みや対象となる条件、実施中の主な相談所についてわかりやすく紹介します。
乗り換え割とは? その基本的な仕組み
乗り換え割とは、他社の結婚相談所に在籍していた証明を提示することで、割引が受けられるキャンペーンです。
- 現在の相談所で成果が出ていない
- 担当者との相性が合わない
- サポート体制に不満がある
- 料金が高くて継続が難しい
乗り換え割で受けられる特典の内容
相談所によって異なりますが、主に以下のような特典が提供されています。
■ 主な特典内容
- 入会金の全額または一部割引(例:3万円割引など)
- 初月の月会費無料
- 成婚料の割引
- 活動初期費用の優遇(プロフィール作成料など)
乗り換え割を実施している主な結婚相談所
2025年現在、以下のような大手相談所や地域密着型相談所が乗り換え割を導入しています(※内容は時期により変更される場合があります)。
■ IBJ加盟の大手相談所
- パートナーエージェント
→入会初期費用が最大5万円引き。現相談所の会員証明書提示が必要。 - ツヴァイ(ZWEI)
→他社からの乗り換えで、入会金3万円割引キャンペーンを実施(不定期)。 - サンマリエ
→「他社乗り換え応援プラン」あり。条件を満たせば活動サポート料が割引。 - ノッツェ(NOZZE)
→キャンペーン期間中に限り、乗り換えで入会金優遇。
乗り換え割を利用する際の注意点
割引が魅力的な「乗り換え割」ですが、利用時にはいくつかの注意点もあります。
【注意すべきポイント】
- 証明書の提出が必要
→「在籍証明書」「退会証明書」「会員証」などの提出を求められる場合がある。 - キャンペーンの対象外になる場合も
→過去に同じ相談所に在籍していた場合は、対象外となることも。 - 割引よりサポート内容の見極めが大切
→金額だけでなく、サポート体制や活動方針が自分に合うかを優先的に検討。
【こんな人におすすめ】
乗り換え割を検討すべきなのは、次のような方です。
- これまでの婚活で成果が出ていない
- 今の相談所にサポートの限界を感じている
- もう一度新たな気持ちで婚活をリスタートしたい
- 活動コストを抑えたい

目次
証明書の提出が必要
結婚相談所を乗り換える際、費用面の負担を軽減してくれる「乗り換え割」は非常に魅力的な制度です。
しかし、この割引を適用してもらうためには、「本当に他社で活動していたこと」を示す証明書の提出が求められるのが一般的です。
ここでは、「どんな証明書が必要なのか?」「どこで入手できるのか?」「注意点は何か?」など、実際に乗り換え割を利用するために知っておくべき書類面のポイントを詳しく解説します。
必要となる証明書の種類と内容
乗り換え割を利用する際に求められる証明書は、以下のいずれか、あるいは複数の提出を求められることがあります。
■ 1. 在籍証明書
- 現在、他社の結婚相談所で活動していることを示す書類。
- 担当者に「在籍証明を発行してほしい」と依頼する必要があります。
- 会社によっては発行不可の場合もあるため、他の代替資料で対応するケースも。
■ 2. 退会証明書(すでに退会済みの場合)
- 過去に在籍していたことを証明する書類。
- 「氏名」「退会日」「相談所名」などが明記されていれば、基本的には有効。
- 担当カウンセラー経由で取得できる場合が多いです。
■ 3. 会員証やマイページのスクリーンショット
- 相談所によっては、Web会員証やマイページ画面のスクリーンショットでも代用可。
- 氏名、ログイン日時、会員番号などが表示されていればOKとされることが多いです。
■ 4. 請求書・領収書・クレジットカード明細
- 料金の支払い実績が分かる書類。
- 相談所名・利用日・金額などが記載されていれば、証拠として認められる場合があります。
提出方法と注意点
スムーズに割引を適用してもらうために、提出のタイミングや形式にも気を配る必要があります。
■ 提出の形式
- 写真画像(スマホで撮影)やPDFでの提出が一般的。
- 入会時の面談時に提示する場合もあれば、事前にメールやWebフォームで送ることもあります。
【注意点】
- キャンペーン対象外になる条件に注意
→ 過去に同じ相談所に在籍していた場合や、一定期間を過ぎている場合は対象外になる可能性があります。 - 書類の有効期限が設定されていることもある
→「退会後3ヶ月以内の申請が対象」など、利用可能な期間が限られていることがあります。 - 必要書類は事前に確認しておく
→ 乗り換え先の相談所に「この書類で足りるかどうか」を事前に確認しておくとスムーズです。
キャンペーンの対象外になる場合も
「乗り換え割」は結婚相談所の費用負担を抑えて活動をリスタートできるお得な制度ですが、すべての人が無条件で適用されるわけではありません。
実は、一定の条件を満たしていないと「キャンペーン対象外」として割引が受けられないケースもあります。
ここでは、「乗り換え割を利用できないケース」について具体的な事例とともに解説します。
乗り換え割が“対象外”になる主なケース
■ 1. 過去に同じ相談所を利用していた場合
- 一度退会して再入会する場合、「新規入会」とみなされないため対象外。
- 特に「過去6ヶ月以内に在籍していた方は対象外」など、明確な除外規定を設けている相談所もあります。
■ 2. 他社相談所の活動履歴が証明できない場合
- 在籍証明書や退会証明書、請求書などが一切提出できない場合、割引対象外となるのが一般的です。
- 証明が曖昧な場合は、乗り換え割が適用されない可能性があります。
■ 3. 適用対象の相談所が限定されている場合
- 一部の乗り換え割キャンペーンは、特定の相談所からの乗り換え限定で実施されていることがあります。
例)IBJ加盟店からの乗り換えは対象外など
■ 4. 他の割引制度と併用できない場合
- 「乗り換え割」と「友人紹介割引」「早期成婚割」など、複数のキャンペーンは併用不可となっていることがほとんどです。
- この場合、より割引額の大きい方のみが適用されます。
■ 5. キャンペーン期間を過ぎている場合
- キャンペーンには実施期間の制限が設けられていることが多く、期間外に申し込むと対象外となります。
- 特に不定期開催の相談所では、事前確認が必須です。
【対象外を避けるための対策ポイント】
乗り換え割を確実に適用させるためには、以下のような準備・確認が大切です。
■ 事前確認を怠らない
- 「この証明書で対象になりますか?」と事前に相談所に確認することで、無駄な手間を省けます。
■ 適用条件の“細かい字”まで読む
- キャンペーンページやチラシには小さな文字で「適用条件」が記載されていることがあるため、必ず目を通しましょう。
■ 必要書類を前もって準備
- 乗り換え先に書類の提出を急かされる前に、証明書や過去の資料を整理しておくのがおすすめです。

割引よりサポート内容の見極めが大切
「他社からの乗り換えで●万円割引!」という言葉に惹かれて結婚相談所を検討する方は多くいます。
たしかに、初期費用が抑えられるのは魅力的ですが、割引額の大小にばかり目を向けてしまうと、本来重要である“活動の質”を見失う危険性があります。
結婚相談所選びで本当に大切なのは、「いかにお得に入れるか」ではなく、「その相談所で本当に成婚までサポートしてもらえるか」という点です。
ここでは、乗り換え割の“裏”にあるサポート面の見極め方について詳しく説明します。
なぜ“割引額”より“サポート内容”を重視すべきなのか?
■ 結婚相談所は「入ってからが本番」
- 入会金が安くても、サポートが手薄であれば「安かろう悪かろう」で終わってしまう可能性があります。
- 結婚相談所の本質は、マッチング精度・カウンセラーの質・フォロー体制にあるため、そこが弱いと成婚にはつながりにくいです。
■ 活動期間が長引けば結局「高くつく」ことも
- 一見お得に見える割引でも、成果が出ないまま活動が長引けば、月会費やオプション費で総費用がかさむことに。
- 反対に、サポートが充実していて短期間で成婚できれば、最初の割引がなくても総合的には安く済むケースもあります。
【サポート内容の見極めポイント】
結婚相談所を選ぶ際にチェックすべき、具体的なサポート面のポイントは以下のとおりです。
■ カウンセラーの質と対応スタイル
- 面談・連絡頻度、LINEやオンライン対応の有無、レスポンスの速さなど。
- 親身に寄り添ってくれるか、機械的な対応で終わらないか。
■ お見合いの調整・サポート
- 日程調整やフィードバック提供の有無。
- 交際に進む際のフォローや温度感の確認があるか。
■ プロフィール作成の支援
- 写真撮影の同行・スタジオ紹介、文章作成のアドバイスがあるか。
- 自分の魅力を客観的に伝えるためのサポートが丁寧かどうか。
■ 交際中・成婚直前のフォロー
- 交際の進め方や温度感の相談、プロポーズのタイミングの助言があるか。
- 成婚後も「親への挨拶」「引越し・両家顔合わせ」など実務的な支援が受けられるか。

