結婚相談所の乗り換えはアリ?他社から移るメリット・注意点

結婚相談所で活動している中で、「思っていたより紹介が少ない」「カウンセラーとの相性が合わない」「成果が出ない」と感じてしまう方は少なくありません。

そのようなときに検討したいのが、「他社への乗り換え」です。では、結婚相談所の“乗り換え”は実際どうなのか? ここではそのメリットと注意点を詳しく解説します。

結婚相談所を乗り換える主な理由

  • カウンセラーとの信頼関係が築けない
  • 紹介される相手が希望と合わない
  • 出会いの頻度が少なく、活動に行き詰まりを感じる
  • 成婚に向けたサポートが不足している
  • 他社のサービス内容に魅力を感じた

【乗り換えることのメリット】

1. 新しい視点で婚活がリフレッシュできる

  • 違う相談所に変えることで、マッチング方法やサポート内容も変わり、気持ちの切り替えになる

2. 自分に合ったサポート体制が得られる可能性がある

  • 相性の良いカウンセラーや、希望に合った会員層に出会える

3. 他社にはない魅力的なサービスを受けられる

  • オンラインお見合い、イベント参加、手厚い交際フォローなど

4. 「乗り換え割引」などの特典がある相談所も

  • 他社退会証明書の提出で、初期費用が割引されるケースもある

乗り換え時の注意点

1. 現在の相談所の契約内容を確認する

  • 解約時に違約金が発生する場合があるため、必ず退会規約を確認

2. 活動履歴を整理しておく

  • 過去の活動内容や相手への希望をまとめ、新しい相談所でもスムーズに引き継げるようにしておく

3. 乗り換え先の“中身”を慎重に比較する

  • 会員数や料金よりも、サポート体制・マッチング方法・カウンセラーの質を重視

4. 短期間の乗り換えは慎重に

  • すぐに効果が出ないからといって、頻繁に乗り換えると焦りや不信感が募りやすい

こんな人は乗り換えを前向きに検討してみよう

  • 婚活に行き詰まりを感じていて、不安や焦りが強くなっている
  • 他社の説明会や無料相談で「今の相談所より合っている」と感じた
  • カウンセラーとの信頼関係が築けず、相談しづらいと感じる

1. 現在の相談所の契約内容を確認する

結婚相談所を乗り換える際に、最初に確認すべきなのが「現在の契約内容」です。勢いで次の相談所に移ってしまうと、違約金が発生したり、想定外の費用がかかったりするケースもあります。

無駄な出費を避け、スムーズに活動を移行するためにも、今の相談所との契約をしっかり把握しておくことが大切です。

確認すべき主な契約内容

■ 退会時の違約金・返金条件

  • 入会契約書または利用規約に「中途退会時の費用」が記載されています
  • 中途退会でも一部のプランでは返金がない、または解約手数料が発生することもあります

■ クーリングオフ期間の有無

  • 入会から8日以内であれば、無条件で契約を解除できる(特定商取引法に基づく)
  • 期間を過ぎると通常の解約扱いになり、料金が発生する可能性あり

■ 有効期間(契約更新のサイクル)

  • 1年契約が多いが、月会費制の場合は「次回更新日」も要チェック
  • 更新月直前に退会することで無駄な費用を抑えられることも

■ 休会制度の有無

  • すぐに退会せず「一時停止」できる制度がある場合、料金が抑えられる
  • 他社を検討している間の一時的な対応として利用可能

契約内容の確認方法

  • 入会時にもらった「契約書」または「利用規約書類」を再確認する
  • 不明点は直接相談所に電話やメールで問い合わせる
  • 相談所によっては、マイページから契約状況を確認できる場合もある

【注意点】

  • 「成婚料が発生する条件」も要確認
    → 成婚退会前に乗り換えると、思わぬ費用請求を受けるケースも
  • 契約解除の申し出は「書面での手続き」が必要な場合もある

2. 活動履歴を整理しておく

結婚相談所を乗り換える際、多くの人が「一からやり直すのは面倒…」と感じるものです。しかし、実は過去の婚活経験は大きな財産になります。

そのため、新しい相談所に移る前に、「自分がこれまでどのような活動をしてきたか」を整理しておくことが、次のステップをよりスムーズに、そして効果的にするためにとても重要です。

なぜ活動履歴の整理が大切なのか?

  • 自分の婚活傾向や課題を把握できる
  • 新しいカウンセラーに正確な情報を伝えられる
  • 過去の失敗を繰り返さず、対策が立てやすくなる
  • 希望条件の修正・再確認につながる

整理しておくべき主な活動内容

1. お見合い・紹介件数とその結果

  • 何人と会ったか
  • どのような人との出会いがあったか
  • 会った結果、なぜ交際に発展しなかったのか

2. 交際した相手とのやり取り

  • 仮交際・真剣交際に至った件数
  • どこでうまくいかなくなったか、理由やタイミング

3. 相手に求めた条件の変化

  • 年齢、居住地、職業、価値観など
  • 活動を通して譲れる点・譲れない点が見えてきたか

4. カウンセラーとのやり取り

  • どんなサポートがあったか
  • 相談のしやすさ、改善点などのフィードバック

5. プロフィール情報の確認

  • 自己PRや希望条件が現実と合っていたか
  • 写真や紹介文に改善点があったか

整理の仕方(シンプルな方法)

  • ノートやスマホのメモアプリに時系列で記録
  • 「良かった点」「反省点」「改善点」の3つに分類する
  • 次の相談所で説明できるように、簡潔にまとめる

【整理しておくことで得られるメリット】

  • 新しいカウンセラーが最初から的確な提案ができる
  • 自分自身の婚活の振り返りになり、次の出会いに前向きになれる
  • 不要な遠回りやミスマッチを防げる

3. 乗り換え先の“中身”を慎重に比較する

結婚相談所を乗り換える際、多くの方が「今よりも良いところなら…」と期待を抱きます。しかし、次も同じようにミスマッチな環境を選んでしまっては、再び悩みを抱えることになりかねません

そこで大切なのが、相談所の“規模”や“料金”だけで判断せず、“中身”を慎重に比較することです。見た目の派手さや広告の文句に惑わされず、自分に合う相談所かどうかを見極める視点を持ちましょう。

比較すべき「中身」のポイント

■ カウンセラーの質と相性

  • 丁寧に話を聞いてくれるか
  • 強引ではなく、希望を尊重してくれるか
  • 乗り換え理由を理解し、改善策を提案してくれるか

■ サポート内容の手厚さ

  • お見合いのセッティング、交際アドバイス、成婚後のサポートなどが充実しているか
  • 活動中のフォロー体制(定期面談、LINE・メール相談)があるか

■ 会員層のマッチ度

  • 自分の希望条件に合った人がどれだけ在籍しているか
  • 年齢層・職業・婚歴など、自分のターゲット層とマッチしているか

■ マッチング方法

  • データ検索型、仲人推薦型、ハイブリッド型など
  • 自分の活動スタイルに合う仕組みか

■ 成婚までの平均活動期間

  • どのくらいの期間で成婚に至る人が多いか
  • 実績が明確に提示されているか

比較の際に確認しておくべき質問例

  • 「どのようなサポート体制ですか?」
  • 「成婚された方の活動期間の目安は?」
  • 「入会者の年代や属性のバランスは?」
  • 「途中退会者の理由はどのような傾向ですか?」

比較でありがちな失敗例

  • 有名だからと「なんとなく」で選んでしまう
  • 料金の安さだけで飛びついてサポートが薄かった
  • 初回カウンセリングで圧を感じたが、そのまま契約してしまった

4. 短期間の乗り換えは慎重に

結婚相談所を乗り換えようと考えたとき、つい「すぐにでも変えたい」と感情的になってしまうことがあります。しかし、入会からまだ数ヶ月しか経っていない状態での乗り換えは、慎重になるべきです

なぜなら、婚活は短期で結果が出るものではなく、「合う相手と巡り合うまでの時間」や「自分自身の変化」も含めて、一定の“熟成期間”が必要だからです。

なぜ短期間の乗り換えに注意が必要なのか?

■ 成果が出にくいのは“当然の時期”である可能性

  • 活動開始から数ヶ月は、マッチング傾向や希望条件の調整期間
  • 最初の数名でうまくいかないことはごく自然なこと

■ 「また合わなかったら…」という不安が連鎖する

  • 早い段階での乗り換えを繰り返すと、「また失敗するのでは」と不信感が強まる
  • 婚活への意欲そのものが下がるリスクも

■ 費用と時間が二重にかかる

  • 初期費用の再負担
  • 解約に伴う違約金
  • 新たなカウンセラーとの信頼関係の構築に時間がかかる

短期間での乗り換えを検討すべきケースとは?

以下のような明確な問題がある場合は、短期間でも乗り換えを検討する価値があります。

  • カウンセラーが対応に誠実でない
  • 明らかに希望と異なる相手ばかり紹介される
  • システムやルールが自分の性格に合っていない
  • サポートがほとんど機能していない

【短期間で不満を感じたときの対処法】

  • まずはカウンセラーにフィードバックを伝える
    → 改善されることも多く、乗り換えずに解決できる場合もある
  • 相談所のマネージャーに相談する
    → 担当変更や対応改善の提案があるかもしれません
  • 1〜3ヶ月は“自分の婚活スタイルを知る期間”と捉える
    → 無理に成果を求めず、活動の質を見直す良い機会とする

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