安いだけで選んで大丈夫?料金重視の失敗例と対策

結婚相談所を探すとき、つい気になるのが「料金の安さ」。もちろん予算は大事な要素ですが、料金だけを基準に選ぶと、婚活に失敗するリスクも高まります。ここでは、実際にあった失敗例とその対策を紹介します。

よくある失敗例①:サポートがほとんどなかった

「月額が安くて気軽に入会したけど、何をすればいいのか分からず放置状態。お見合いの組み方も説明が曖昧で、結局自力で婚活しているのと変わらなかった」

原因
  • 安さを売りにしている相談所は、人手が少なくサポートが最小限な場合がある
対策
  • 「料金の内訳」「サポート内容」が明確に説明されているか確認する
  • カウンセラーとの関わり方(頻度・相談回数)を具体的に聞く

よくある失敗例②:紹介人数が多すぎて管理できなかった

「月額が安くて紹介人数も多いということで入会。でも実際には質より量で、自分に合う人が見つからず、疲れてしまった」

原因
  • 数をこなすことでコストを抑えるビジネスモデルになっている
対策
  • 「紹介の精度」が高いかどうかを確認する(機械的か、担当者が選んでいるか)

よくある失敗例③:活動が長引いて結局高くついた

「初期費用が安かったので選んだけれど、結局1年以上活動して月会費が積み重なり、トータルで高額に。サポートも少なかったから、なかなか進まなかった」

原因
  • 目先の費用だけに注目して、成婚までの総費用を考えていなかった
対策
  • 「平均成婚期間」と「その期間でかかる総額」を事前に確認する

【安さだけで選ばないためのチェックポイント】

  • 月額や入会金だけでなく、成婚料・お見合い料・追加オプションの有無も確認
  • 「自分が必要とするサポート」が標準で含まれているかどうか
  • 費用と効果のバランスが自分に合っているかを基準にする

【安心して選ぶための対策】

  1. 複数の相談所で無料カウンセリングを受ける
  2. 費用とサポート内容をセットで比較する
  3. 「この金額で何が得られるか」を確認し、納得して入会する

複数の相談所で無料カウンセリングを受ける

結婚相談所はそれぞれに特徴や強みがあり、料金体系、サポート体制、会員層などが大きく異なります。そのため、1社だけで判断せず、最低でも2〜3社を比較してから決めることが成功への第一歩です。

なぜ複数のカウンセリングを受けるべきか?

1. 比較することで違いがはっきり分かる

  • どの相談所も「成婚率が高い」「サポートが充実」など似たような言い方をしますが、実際に話を聞くとスタイルや考え方に違いがあることが分かります。

2. 担当カウンセラーとの相性が確認できる

  • 成婚まで長く付き合うことになるカウンセラーとの相性は非常に重要です。話しやすさや誠実さ、押し売りの有無などをチェックしましょう。

3. 「自分に合う婚活の方向性」が見えてくる

  • 複数の相談所で自分の希望や不安を話すことで、自分自身の婚活像が整理されていく効果もあります。

【比較すべき主なポイント】

  • 料金体系(入会金、月会費、成婚料、オプションの有無)
  • サポート体制(面談頻度、プロフィール添削、交際中のフォロー)
  • 会員層(年齢、職業、地域、真剣度)
  • 紹介・マッチング方法(検索型、紹介型、AI型など)
  • 成婚までの平均期間・実績

カウンセリングを最大限に活用するコツ

  1. 質問を事前に用意しておく
     例:「希望する条件の相手はどれくらいいますか?」「お見合いの組み方は?」「どこまでサポートしてもらえますか?」
  2. 同じ質問を複数の相談所にする
     →回答の具体性や誠実さに差が出ます。
  3. 印象を記録しておく
     →すぐに決めず、比較後に落ち着いて検討することが重要。

【よくある注意点】

  • しつこい勧誘に押されて即決しない
  • 「今なら安くなります」という営業トークに注意(即断即決を求めるところは要注意)
  • 比較を前提にしていると伝えておくと丁寧に対応されやすい

費用とサポート内容をセットで比較する

結婚相談所選びでよくある失敗は、「料金が安かったから」「口コミが良かったから」一つの要素だけで決めてしまうことです。

しかし実際には、費用と受けられるサポートの内容をセットで比較しなければ、本当にコスパが良いかどうかは判断できません。

1. なぜ「セット」で比較が必要なのか?

  • 安い料金でもサポートが最低限で、結果的に成果が出ない場合がある
  • 高い料金でも、サポートが充実していて短期成婚につながるなら結果的に安い
  • 同じ価格帯でも、サービス内容に大きな差があることが多い

2. 比較の観点:費用項目と対応内容

項目 比較ポイント
入会金 登録手続き・書類準備・初回カウンセリング含むか
初期費用 プロフィール作成、写真撮影同行、活動計画などサポート含まれるか
月会費 マッチング数、相談対応、アドバイス、システム利用の範囲を含むか
お見合い料 1回ごとの課金か、月に何回まで無料か
成婚料 成婚の定義が明確か、成功報酬に見合うサポートがあるか
オプション費用 服装指導、婚活セミナー、LINE相談などが追加料金かどうか

3. 実際の比較方法:シートでまとめる

例として、A社とB社の比較をするとこうなります:

項目 A社 B社
入会金 33,000円(登録+初回面談) 22,000円(登録のみ)
月会費 16,500円(紹介+相談無制限) 9,800円(検索利用のみ)
サポート内容 専任カウンセラー+紹介あり カウンセラーなし、自分で検索
成婚料 110,000円 55,000円

この場合、B社は安いですがサポートが乏しく、自分で積極的に動ける方向け。A社は費用がやや高めですが、サポート重視の方に向いていると判断できます。

4. 見極めのポイント

  • 費用に見合うサポートか?(例:月1万円で何が含まれているか)
  • 総額で比較すること(成婚までにかかる想定額を出す)
  • 自分に必要なサポートが含まれているかどうか(無駄なサービスが多くないか)
質問例(カウンセリングで確認)
  • 「この月会費でどこまで対応してもらえますか?」
  • 「プロフィール作成や写真撮影は別料金ですか?」
  • 「交際中や成婚前後のサポートも含まれていますか?」

「この金額で何が得られるか」を確認し、納得して入会する

結婚相談所に入会する際に一番大切なのは、「このお金を払って、自分が本当に納得できる成果・サポートが得られるかどうか」を明確にすることです。

金額の大小よりも、その内容に価値を感じられるかどうかが重要です。

1. 費用の内訳を正確に把握する

入会時に確認すべき代表的な費用項目:

  • 入会金(登録料・初期面談料)
  • 初期費用(プロフィール作成支援、写真撮影)
  • 月会費(紹介・検索・相談対応)
  • お見合い料(1回ごとか、月に何回かまで無料か)
  • 成婚料(成婚退会時に支払う成功報酬)
  • オプション料金(LINE相談、セミナー、パーティー等)

各項目が何に使われているのかを「説明付き」で確認することが大切です。

2. 得られるサービスの内容を明確にする

「料金に含まれているサービス」は相談所によって大きく違います。

  • 月会費16,500円 → 毎月5人の個別紹介+無制限チャット相談+毎月面談1回
  • 月会費9,800円 → 会員検索システムのみ、相談サポートはなし

※料金が安くても、サポートがなければ自力で婚活するのと変わりません。

3. 成婚までに想定される「トータル費用」を確認する

  • 月会費15,000円 × 12か月 → 180,000円
  • 成婚料100,000円
  • 初期費用50,000円

1年間での想定費用:33万円
この金額で「紹介・サポート・交際フォロー・成婚までの支援」があるなら、あなたにとって高いか安いかを冷静に判断できます。

4. 自分が「重視する価値」と照らし合わせて判断する

  • サポートが丁寧で精神的に支えられるなら、月1〜2万円の投資に価値あり
  • 出会いの数よりも相性重視なら、紹介の質が高い相談所に価値あり
  • 自分主導で活動できるなら、安価な検索中心型でもOK

重要なのは、自分の婚活スタイルと費用の使い道が一致しているかどうかです。

5. 最後は「納得感」があるかで決める

  • 担当者の説明が丁寧だった
  • 自分の希望に合ったサポートが受けられると実感した
  • 費用の使い道が明確で無駄がなかった

この3点がそろっていれば、その金額を支払う価値があると判断できます。

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