仲介型・データマッチング型の違いとメリット・デメリット

結婚を真剣に考えて婚活を始めようとしたとき、選択肢の一つとして「結婚相談所」が挙げられます。その中でも、「仲介型」と「データマッチング型」の2種類があり、それぞれに特徴があります。

この記事では、その違いと、それぞれのメリット・デメリットについて分かりやすく解説します

仲介型(仲人型)結婚相談所とは

特徴

仲介型の結婚相談所では、担当カウンセラー(仲人)が会員一人ひとりに付き、相手の紹介や交際のサポートを行います。人を介しての紹介になるため、まるで親戚や信頼できる知人に紹介してもらうような感覚で婚活が進められます。

【メリット】

  • 専任カウンセラーのサポートで安心感がある
  • 相手の人柄や価値観など、プロフィールだけではわからない情報を踏まえた紹介が受けられる
  • 恋愛に不慣れな人や内向的な性格の人でも進めやすい

【デメリット】

  • 入会金や月会費、成婚料などの費用が比較的高め
  • 紹介人数は限られる場合がある
  • 担当カウンセラーの経験や相性に左右されることがある

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データマッチング型結婚相談所とは

特徴

データマッチング型は、登録したプロフィール情報をもとに、システムやAIが条件に合う相手を自動で紹介してくれる仕組みです。自分の好みに合わせて検索・申し込みができるため、効率的な婚活が可能です。

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【メリット】

  • 年齢・職業・年収などの条件で自分の理想に近い相手を探せる
  • 料金が比較的リーズナブル
  • 自分のペースで活動でき、仕事やプライベートと両立しやすい

【デメリット】

  • 担当者のサポートが少なく、自力で進める必要がある
  • 表面的な条件だけで判断してしまいやすい
  • メッセージのやり取りやデートの調整も自分で行う必要があるため、初心者にはハードルが高いこともある

自分に合ったスタイルを選ぶために

結婚相談所は、それぞれのライフスタイルや性格、婚活への意欲によって向き・不向きがあります。

  • サポートを重視し、プロのアドバイスを受けながら婚活を進めたい人には「仲介型」がおすすめ
  • コストを抑えつつ、自分のペースで活動したい人には「データマッチング型」が向いている

どちらを選んでも、「結婚」という目標に向かって一歩踏み出すことが大切です。まずは自分の性格や目的を見つめ直し、最適な婚活方法を選んでみましょう。

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サポート重視か、自立型か

結婚相談所を探し始めたとき、多くの人が「どの相談所が自分に合っているのか?」という壁に直面します。

料金や実績も気になりますが、実はそれ以上に重要なのが「自分がどれだけサポートを必要としているか」という点です。

婚活を進める上で、誰かに背中を押してもらいたいタイプの人もいれば、自分でどんどん進めていきたいタイプの人もいます。この違いが、仲介型とデータマッチング型の選び方に大きく影響してきます。

ここでは、「サポート重視型」と「自立型」に分けて、それぞれの特徴と向いている人を詳しく解説します。

サポート重視型|しっかり導いてほしい人向け

こんな人に向いている

  • 恋愛経験が少ない、またはブランクがある
  • 自分に合った人を選ぶ自信がない
  • 婚活の進め方に不安を感じている
  • 誰かに相談しながら進めたい
  • 着実に成婚を目指したい

特徴

このタイプの結婚相談所では、専任のカウンセラー(仲人)がつき、婚活全体をサポートしてくれます。プロフィールの作成や見た目のアドバイス、マッチング、デートの調整、交際中の悩み相談、成婚まで、まさに二人三脚で進んでいく形式です。

【メリット】

  • プロの目で相性の良い相手を選んでくれる
  • 客観的なアドバイスがもらえる
  • 婚活のモチベーションが維持しやすい
  • 不安や疑問をすぐ相談できる

【デメリット】

  • 費用が高め(カウンセリングや成婚料など)
  • 紹介数が限られる場合がある
  • カウンセラーとの相性が結果に影響することも

自立型|自分のペースで進めたい人向け

こんな人に向いている

  • 婚活経験や恋愛経験がある程度ある
  • 相手を選ぶ判断力に自信がある
  • マイペースに進めたい
  • 仕事が忙しく、隙間時間に婚活したい
  • できるだけ費用を抑えたい

特徴

自立型の結婚相談所(主にデータマッチング型)では、自分で条件を指定して検索し、相手を見つけてやり取りを進めます。サポートは最小限で、自分の行動力が成果に直結します。

【メリット】

  • 自由に相手を探せる
  • コストが比較的安い
  • 全国規模で多くの人と出会える
  • 時間を自分でコントロールできる

【デメリット】

  • すべて自分で判断・行動する必要がある
  • マッチングしても交際に発展しにくいことがある
  • 疑問点や悩みを相談しづらい

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恋愛経験・コミュニケーション能力

結婚相談所に入会すればすぐに理想の相手と出会える。そう思っている方も多いかもしれません。

しかし実際には、「自分自身の恋愛経験やコミュニケーション力」によって、向いているサービスは大きく変わります

婚活の場では、ただ「良い人と出会うこと」だけがゴールではありません。出会った相手と、どう信頼関係を築き、交際へと発展させるかが何より大切です。

そのため、自分自身の恋愛力や対話力を正しく把握し、それに合ったサービスを選ぶことが、成婚への近道になります。

恋愛経験が少ない人・会話が苦手な人に向いている相談所

特徴

  • 恋愛経験があまりなく、どう接すればよいかわからない
  • 異性との会話に緊張してしまう
  • デートや交際経験が少なく、進め方に不安がある

向いているタイプ:仲介型(仲人型)

このような方には、カウンセラーの手厚い支援が受けられる仲介型が適しています。婚活の進め方だけでなく、会話のコツ、デートのマナー、LINEのやり取りの仕方など、恋愛の基本から丁寧にサポートしてくれるため、経験に自信がなくても安心して進められます。

サポート内容の例
  • 初対面での会話の組み立て方
  • 交際の進め方、距離の縮め方
  • 相手からの反応の読み取り方
  • デート後のフォロー連絡の仕方

【メリット】

  • 自分で悩まず、都度相談できる
  • コミュニケーション力を実践的に身につけられる
  • 恋愛経験が少ないことをマイナスに感じずに活動できる

恋愛経験がある程度ある人・会話が得意な人に向いている相談所

特徴

  • 異性とのやり取りに慣れている
  • 相手の気持ちを察するのが得意
  • 自分から積極的にアプローチできる
  • 恋愛の主導権を自分で握りたい

向いているタイプ:データマッチング型

このような方には、自由度が高く、スピード感のある婚活ができるデータマッチング型がおすすめです。自分の魅力や交際経験を活かして、相手との関係を自力で築いていけるため、サポートが最小限でも成婚までスムーズに進められる可能性があります。

活かせるスキル

  • プロフィールの見極め力
  • 自然なメッセージのやりとり
  • デートの計画やリード
  • 相手の価値観に寄り添った対応

【メリット】

  • 自分の恋愛力をフル活用できる
  • 柔軟かつ効率的に活動できる
  • 自立して行動したい人にストレスが少ない

自分に合った選び方をするために

結婚相談所を選ぶ際、「費用」や「会員数」だけを見るのではなく、

  • 自分の恋愛経験の豊かさ(もしくは少なさ)
  • 異性とのコミュニケーションに対する自信
  • 自力で交際をリードできるか

といった点を客観的に振り返ることが重要です。
自信がある場合は自立型でスピーディに、経験が浅い場合は仲介型で着実に――このように、自分に合ったステージから始めることで、婚活がスムーズに進みやすくなります。

結婚までのスピード感

「なるべく早く結婚したい」と考える人もいれば、「じっくり相手を見極めて進めたい」という人もいます。婚活において、この結婚までのスピード感は人それぞれ大きく異なります

しかし、結婚相談所ごとに「成婚までの平均期間」や「サポートのスタンス」が異なるため、自分が望むスピード感に合ったサービスを選ばないと、ストレスやミスマッチにつながることもあります。

ここでは、早く結婚したい人・じっくり派の人、それぞれに合った相談所のタイプとその理由を詳しく見ていきましょう。

「早く結婚したい人」に向いているタイプ

特徴

  • 年齢的にリミットを意識している
  • 子どもを希望していて時間を大切にしたい
  • 周囲の影響で急いで結婚したい気持ちが強い
  • 出会い〜結婚までの段階を効率的に進めたい

向いているタイプ:仲介型(仲人型)結婚相談所

仲介型は、担当カウンセラーが出会いから成婚までを逆算して計画的にサポートしてくれます。希望条件や価値観を細かく聞き取り、最初から「結婚前提」で紹介されるため、交際や結婚の話が早く進む傾向にあります。

スピード感が出る理由

  • カウンセラーが「結婚意識の高い人」だけを紹介してくれる
  • お見合い・交際・成婚のステップが明確で無駄がない
  • 定期的なフィードバックにより、迷いが最小限で済む
  • 成婚の「期限設定」や「交際の進め方」も管理される

【メリット】

  • 婚活に時間をかけたくない人に最適
  • 計画的に活動でき、途中でブレにくい
  • 成婚までの平均期間が6ヶ月~1年程度と短め

「じっくり進めたい人」に向いているタイプ

特徴

  • 恋愛感情を大切にしたい
  • 時間をかけて信頼関係を築きたい
  • 自分のペースで進めたい
  • 出会いから結婚まで自然な流れで進めたい

向いているタイプ:データマッチング型(検索型)結婚相談所

データマッチング型では、自分で相手を探し、自分の判断でメッセージのやり取りをスタートします。初対面からすぐに「結婚前提」とはならないことが多いため、自然な恋愛プロセスに近い形で関係を深めていくことができます

スピードが緩やかな理由

  • 初対面の相手と徐々に関係を築くスタイル
  • 結婚を焦っていない会員も多く、交際期間が長くなりがち
  • 「恋愛→交際→成婚」と自然な流れを重視

【メリット】

  • 恋愛を楽しみながら婚活できる
  • 自分のペースで進められる
  • お互いを深く知った上で成婚できるため納得感が高い

システム内で検索できるって本当?プロフィール閲覧の仕組みとは
結婚相談所というと「仲人が相手を紹介する」というイメージが強いかもしれませんが、実際には多くの相談所が会員専用システムを導入しています。ここでは、会員が自ら相手を検索してプロフィールを閲覧できる仕組みについて詳しく解説します。これを理解しておくと、「紹介を待つ」だけでなく「自分から動く」婚活スタ...
システム内で検索できるって本当?プロフィール閲覧の仕組みとは

【どのくらいの期間で結婚したいかを明確に】

「1年以内に結婚したい」「良い人がいれば数年以内で」など、自分の中でおおよその目標を決めておくと、相談所の選び方もブレにくくなります。

早期成婚を目指すなら
  • 仲介型を中心に検討
  • 定期カウンセリングのある相談所を選ぶ
時間をかけたいなら
  • データマッチング型でじっくり活動
  • 恋愛を通じて自然に交際に発展する仕組みのあるサービスを選ぶ

紹介可能人数は何人?結婚相談所の紹介ルールを知ろう
結婚相談所を選ぶ際、多くの方が気にするのが「月に何人紹介してもらえるのか?」「自分から何人に申し込めるのか?」という“紹介可能人数”のルールです。人数が多ければ安心というイメージを持つ方も多いですが、実際には相談所ごとのルールや仕組みを正しく理解することが重要です。ここでは、結婚相談所における紹介...
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